※寄稿※ 戦没学徒慰霊式典(2021.10)



福岡支部会員の皆様

お元気でお過ごしでしょうか。
福岡県のコロナ感染も、終息に向かいつつあるような気がしますが、 まだまだ皆様とお会いできないのが本当に残念です。

ところで10月25日(月)11時から、戦没学徒慰霊式典があり出席し、御霊へお参りして来ました。
学校の北棟(正門から入ってすぐの左側の建物)と中棟の間に慰霊碑が建っています。
唐津中学46期(昭和20年卒)の学生3名の方が、 戦時中、勤労学徒として大村市の工場で空襲に遭い若い命を亡くされました。 その慰霊のために同期の皆様が建てたものです。

特攻隊の話しはよく話題になります。 しかし、話題にならない所で、戦争の犠牲となった学生がいたことも記憶に留め、 今の私たちが平和へつなげる努力が必要だと感じました。
母校の現在の校歌には、「平和」の言葉が2個所ありますが、 戦前の校歌には「平和」の言葉はありません。 考え方の違いはあっても、皆が平和な世界であって欲しいと考えることは同じだと思います。

一度は学校を訪れて、慰霊碑にお参りされることを希望しております。

唐津鶴城同窓会福岡支部会長
大西俊介


閉じる